みなさんふるさと納税はまだしていないんですか?
今やCMでもやってるし、周りからやった方がいいよ!
なんてお勧めしてくる人もいませんか?
実際何がお得なの?
何をしたらいいの?
でも分からないままやりたくない(´・ω・`)
そう思ってるのあなた!
僕も分からないから始められないと思ってました。
手続きとか申請とかよくわかんないし。
理解してないことや初めてのことって始めるのに勇気がいるんですよね。
そこでまず試しにYouTubeで検索してみてください!
ふるさと納税に関わる動画はめちゃくちゃあります!
YouTuberは「イイね」や「チャンネル登録」を貰うために必死です!
害のある内容を発信することで成り立つYouTuberはいないんです!
つまり単純にふるさと納税に関する動画が多い=興味がある、視聴者に有益である。
だから多くの動画でお勧めしてるんです。
僕も「ふるさと納税」をお勧めする1人ですw
年末、ある程度年収の見込みがついた頃、どこに寄付して何を貰おうかとても楽しみにしています^^
その流れで皆さんにもお得な「ふるさと納税」について触れてもらいたくてこの記事を書いていこうと思います♪
今回は具体的なやり方よりも仕組みや解説の方を詳しく説明します^^
- まずふるさと納税ってなに?
- どういう仕組みなの?
- 何がお得なの?
- 注意点は?
- まとめ
・ふるさと納税ってなに?
ふるさと納税とは自分で選んだ自治体に寄付をすることができる制度です。
自分の生まれ育った故郷や、また寄付をどんな使い道に当ててほしいか希望することもできます。
災害があった地域への復興や、動物愛護の支援などのために寄付をすることなども可能です。
そして寄付をした金額分を所得税や翌年の住民税から控除してくれます。
ただ2000円を自己負担金とされますが、自治体からお礼としてその地域の特産品などの返礼品をもらうことが出来ます。
ふるさと納税をすると実質2000円で色んな返礼品が貰えるという事は有名ですよね^^?
・どういう仕組みなのか?
税金の中には「所得税」や「住民税」というものがあります。
ふるさと納税で寄付をすると
「寄付金をしたので所得税を減らして返してあげるよ!」
「住民税分は他の地域にもう払ってるから少なくするね!」
という感じで、その年の所得税と来年分の住民税から控除される仕組みになっています。
※計算される過程を記載しますが興味ない方は飛ばしてくださいw
- 所得税では
(寄付金−2000)×所得税率 - 住民税では2つ
a.(寄付金−2000)×10%特例分として
b.(寄付金−2000)×(100%−10%−所得税率)
この2つが控除されます。
(注意) |
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例えば
夫30歳(会社員)年収500万円
妻30歳(専業主婦)
子供2人(5歳と3歳)
こんな家庭があって、ふるさと納税で5万円を寄付したとします。
(年収)ー(給与所得控除)=所得
500万円ー144万円=356万円
356万円の所得税率は20.42%
5万円の寄付で
所得税の控除は
(50000-2000)×20.42%=9800円
9800円が還付されます。
住民税では
(50000-2000)×10%=4800円
(50000-2000)×(100%-10%-20.42%)
=(48000)×(69.58%)
=33398円
4800円と約33400円
9800+4800+33400=48000円
このように50000円の寄付に対して48000円が控除されるので実質2000円の負担という計算になります。
・何がお得なのか
実質的な負担は2000円と説明しましたが、自治体からの返礼品は
「返礼品の調達金額は寄付金の30%まで」とされています。
例えば1万円の寄付で返礼品がAmazonギフト券の自治体を選んだとすると
3000円分のギフト券になります。
この時点で2000円を負担しても1000円お得になっていることが分かりますよね^^?
でも市場に出る定価ではなく、地元だからこその安い仕入れ価格で調達できればその分もっと高価な返礼品を用意することもできるんです。
これがふるさと納税の「還元率」と呼ばれるものです。
1万円の寄付で調達は3千円だけど市場に出ると6千円で還元率は60%、なかには80%や100%の還元率の返礼品をする自治体もあります。
さらに楽天やふるなびといったサイトを経由してふるさと納税を行うと
「楽天ポイント最大30%贈呈!」
「ふるなびで1%分のAmazonギフト券コード」
ただでさえ返礼品だけでもお得なのに特定のサイトを経由するだけで更にお得になるんです^^
なぜみんながお勧めするほどお得なのかが分かってきましたか?
ただ注意しなくてはならないポイントもいくつかあるのでそこも紹介していきます。
・注意点
気をつけなければならない注意点を3つあげます。
1) まず絶対にしてはいけないことは控除される上限以上の寄付をしてしまうことです。
控除される上限の中で「住民税所得割額の20%まで」というものがあります。
上限を超えた分は控除されずに自己負担になってしまうので、上限は絶対に意識してください。
住民税の計算は今後書くつもりですが、自分で計算するのが難しい場合には
『ふるさと納税 シミュレーション』と検索すれば色んなサイトが出てきますのでそれを入力して調べるのもいいと思います^^
その際は簡易的に計算できるものもありますが、より精度が高い金額を出すために家族構成や社会保険料などできるだけ入力することをお勧めします。
2) 確定申告をしなくてはならないということです。
ふるさと納税は会社の年末調整ではなく自己申告する制度になっています。
寄付をすると返礼品と一緒に受領証などが送られてきます。
確定申告の時期が来たら申請をしないと寄付した分の控除が反映されない。
そうならないためには受領書の保管と確定申告は確実に行いましょう^ ^
※ ワンストップ特例制度という確定申告不要な制度もありますが、具体的なやり方はまた今度詳しく紹介します。
3) 寄付金額すべてが現金として戻ってくるわけではないという事です。
仕組みの方でも軽く触れましたが所得税の面では確定申告をする事で税率分の控除を受け、還付金として戻ってきます。
一方、住民税では来年の住民税から控除されるため現金として返ってくるわけではないんです。
極端に言えば住民税の先払いです^^
僕が実際やってみて感じたことは、計算上は2000円払ってるだけなのは分かるんだけど…
住民税が安くなった額面だけを見えても現金で払い戻されるわけじゃないし、ぶっちゃけお得になったーって実感しづらいなぁ(汗)
そのためには僕も実践しているやり方ですが
家計簿をつけたり、毎月ふるさと納税分を別に貯めておくなどして出費という感覚にならない工夫をする事をオススメします^^
・まとめ
- ふるさと納税は自分の好きな自治体に寄付できる
- 寄付金は所得税の控除や住民税の先払いとして実質2000円の負担で行える
- 返礼品は調達金額が30%だが還元率があり、サイトを経由するとそれ以上にお得に品物を貰える
- 上限金額を把握してから寄付金額を決める
- 受領書の保管と確定申告を必ず行う
- 寄付金すべてが還付金として返ってくるわけではない
- ここまで仕組みや注意点を説明しました。
ふるさと納税やってみたくなりましたか^^?
次の記事で実践的な内容も書いていくので見てみてください♪